消防士をしていたころ

消防士は体力や筋力が無いとなれないの!?3年勤めた元消防士が語ります。

ダンベル持っている男性

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消防士は体力や筋力が無いとなれないの!?3年勤めた元消防士が語ります。

みなさん、こんにちは。

今回は、みなさんがふと疑問に思ってる「消防士には体力や筋力が必要かどうか」というのを、3年間勤めた元消防士が語りたいと思います。

結論から述べると、「体力や筋力はあった方がいいけど、なくても大丈夫

というのが私の率直な感想です。

ではなぜそうなのかをお話ししていこうと思います。

・体力や筋力を使う仕事だけではない

みなさんは消防士という言葉を耳にするとどんなイメージを思い浮かべますか?

「火の中に果敢に飛び込んでいくカッコいい姿」を思い浮かべたりするのではないでしょうか。

確かに、現場に出動するとそういうこともしますが、火災というのは正直そこまで多くはありません。

では、普段はなにをしてるかというと、私が勤めていた消防署では訓練以外にも広報活動や防災活動、立入検査を行なったりしていました。

まず広報活動というのは、火事を起こさないように市内を巡回してアナウンスを流したりします。

続いて防災活動というのは学校に避難訓練の指導を行ったり、温泉施設などにはAEDの講習活動や市内の防災訓練などの活動をサポートします。

最後に立入検査というのが、新しく建物が建った際に火事が起きてもしっかりと避難できる構造になってるか、消化器は指定の位置に配置されてるかどうかなどを確認したりします。

また、既存の建物に関しては、消防法に違反してないかどうかなども厳しくチェックします。

これらの内容は消防署の規模感によって仕事がキッチリと分かれてたりもしますが、どちらにせよ消防士にとっては重要な知識であり、一日中訓練をするというわけでもないのです。

また、最後に紹介した立入検査などの知識は非常に覚えることも多く、体力面だけではなく頭脳も必要といえます。

・体力よりも精神力が必要

デッドリフトしてる人

体力がいくらあったとしても、消防士の世界というのは残酷です。

上下関係は特に厳しく、先輩に気に入られた人が生き残れる世界だなと感じました。

私の経験ですが、救助大会の選考会が行われて、体力テストがあったのですが、体力的には上位にランクインしていたのですが、最終的に選ばれたのは日頃から救助隊のメンバーに可愛がられていた同期でした。

また、消防士というのは超体育会系で年功序列の世界なので、後輩などに自分よりも優れている人がいたりするとその人を平気でイジメたりします。

その為、体力よりもこの世界で生き抜くタフな精神力の方が必要です。

・体力や筋力は無いよりははあった方がいい

ここまでお話はしましたが、とは言っても体力や筋力というのは無いよりはあった方がいいです。

理由としては、私の経験談としては出勤してから朝に「出動訓練」というのものがありました。

火災を想定して防火衣を着用して実際に火災現場を意識した訓練を行うというのを毎朝行ってました。

その為、朝から体力が削られます。

1日の内に何回も訓練することもあるので、夜になると疲労もピークになり仮眠を取ろうしたタイミングで指令が入ったりするので、仕事が終わる頃にはヘトヘトの状態になります。

日頃の勤務でだんだん体は慣れてくるとは思いますが、最初の頃は体力に自信があった私でも、家に帰ると爆睡していたので、それに耐えることのできる体力や筋力はあった方がいいです。

・まとめ

今回は消防士は体力や筋力が必要かどうかについて話しました。

ただ、体力や筋力よりも、一番大事なのは「人の為に行動できるかどうか」です。

私自身も人の為にどうやって自分自身が行動できるのか、どうすれば安全に救助できるかというのを常に考えて活動してきました。

しかし、それを頭で考えたとしても、行動に移すだけの体力や筋力がなければ命を救うことはできません。

なので、体力や筋力はあった方がいいのです。

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今後も消防士についての記事を書いていこうと思いますので是非見ていってください。

それでは、また。
 

 

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