
こんにちは、しょうです。
今回は自分語りとなっております。
突然ですが、みなさんは死にたいと思ったことはありますか?
一度本気で死にたいなと思う人もいれば、慢性的に死にたいなぁって思う方もいるかもしれません。
ちなみに私も、一度本気で死にたいと思ったことがあります。
多分、生きてきた中で何度か辛いなぁって思うことは経験しましたが、ここまで辛いと感じたのは初めてであり、今でも鮮明に覚えてるのでお話ししていきますね。
中学3年生の頃です。
部活が6月に終わり、そこから塾に通い始めました。
特に理由がなく、ただ親に言われるがままに入りなんとなく勉強をしていました。
ただ、私は頭が良いわけではなく、むしろ悪い方で通知表は体育だけがよく、
他はオール3のような状態でした。
12月ごろになると3者面談があり、私は無理をお願いして推薦入試を受けさせてもらうことになりました。
正直なところ、通知表の成績はそこまで良くはなかったものの、部活動などでそれなりの成績を残しているので先生も評価してくれていた部分はあったと思います。
そして、推薦入試の倍率が開示された時に、私の受験する学校の倍率はなんと1.1倍。
これはもらった。そう確信しました。
そして受験当日。
以前から練習してきた面接練習の成果を思う存分に発揮し手応えはバッチリでした。
そして1週間後。
突如、先生から校内アナウンスで呼び出しをくらいました。
「これはもしかしたら合格したことの報告かな?」
と胸を踊らせながら職員室に向かうと、
「祖父が亡くなったと連絡があった。今日は早退して向かいなさい。」
???
突然の訃報を聞かされました。。。
1カ月ほど前に祖父に会ったばかりだったので内心、疑惑の念が消えませんでした。
しかし、両親が迎えに来た時に、父が涙を浮かばせながら運転している姿を見て「夢じゃないんだな」と悟りました。
その後、祖父の変わり果てた姿を見て、葬式の日程を決めようと母親が手続きをしている最中にまた、連絡がきました。
数分後、母親は私の方を見て、
「推薦に落ちたみたいだよ・・・」
といいました。
私は祖父が亡くなったショックと推薦入試に落ちたショックを同時に味わい声にならない奇声をあげてしまいました。
正直に言うと、倍率の低さと部活動での実績から考えて絶対に落ちるはずがない!
と確信していたので、3者面談以降はろくに勉強してなかったのです。
また、小さい頃から可愛がってくれた祖父が亡くなった事によってもう2重の絶望でした。
特に倍率が低いというのは学校全体に周知の事実だったので、学校にも行きづらい。
しかも今回落ちたのは、クラスで自分だけでした。
もうその時の心境は様々な気持ちが交差して「俺マジで死にてぇ・・・」って心の底から思いました。
葬式の準備などもあり、3日ほど期間を空けて久しぶりに登校すると案の定、推薦入試の事についていじられましたが、「もうやるしかねぇ」と思い、残り1ヶ月の間はもう勉強しました。
もう地獄の底まで落ちたのであれば後は這い上がるしかなかったので。
最終的には一般受験で合格したのですが、この時の出来事というのは今でも忘れられません。
この経験から私が言いたいのは、不幸なことが起きるとそれが必然かのように連鎖的に起こってしまいます。
でも、いずれその連鎖を断ち切ることはできます。
その方法としては自分の気持ちです。
絶望のドン底に落とされた時、「自分はこのまま沈んでいくだけ」と思うのか、
「落ちるところまで落ちたら後は這い上がるだけ」
と思うのか。
これは自分次第です。
ただ、人は生きてればなんとかなります。
なんとかならなくてもなるようになるものなんです。
それにドン底を一度みた人は他の人よりも強いです。
だからこそ、今辛い人がいたら前の絶望を思い出し、今が一番辛いと思ったらここが絶望のどん底だと感じましょう。
そして共に這い上がりましょう。
それでは、また。
