「仕事で真面目に働いているんだけど全然評価されないんだよなぁ・・・」
「人生めちゃくちゃハードモードだなぁ・・・」
こんな事を思った経験はありませんか?
もしかしたら、それはあなたが間違ってるのではなく、考え方に問題があるのです。
今回は、「人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」

を実際に読んでみての感想を踏まえながらお話ししていこうと思います。
・人生は実力主義ではない
仕事をしてると、「アイツより結果出してるのになんで自分の方が評価されないんだろうなぁ」
と思うことがありませんか?
結論から言うと、実力主義は存在しないからです。
しかしながら、学生と社会人は少し異なります、
学生の頃はテストでいい点数を取ったりする事により周りから評価を得ることができる、いわゆる実力が大半を占めていたのですが、社会人となるとそうはいきません。
社会人になると実力や運の割合の他に「錯覚資産」と言うのが大半を占めるようになっています。
錯覚資産とは何かというと、「自分を凄そうに見せる何か」ですね。
例えば、「大手企業に働いていて役職も就いている」とか、インフルエンサーで「フォロワーの数が10万人を超えている」など、言葉を聞いただけでこの人すごいなぁーって思わせることが大事なのです。
ただ、それが自分の実力でなく、運や環境に恵まれてたまたまそうなったとしても「錯覚資産」としてなるのです。
・錯覚資産が大事な理由

それでは、なぜ錯覚資産というのが大事なのでしょうか。
答えは簡単です。人というのは直感で考えてしまうからです。
もしあなたが街中で歩いてる時にイケメンでスーツを着ている男性と服がボロボロなホームレスのような人から声を掛けられたらどちらに耳を傾けますか?
もちろんイケメンでスーツを着ている男性ですよね。
人というのは直感的に人を判断してしまう傾向があります。
これはビジネスにおいても同じことが言えます。
例えば、一度成果をあげた優秀な部下と、何も成果をあげてない部下がいるならば、上司の立場になると必然的に一度成果をあげた優秀な部下を選ぶと思います。
なぜなら、一度成果を上げているので、次回も上げてくれるのではないかと錯覚してしまうからです。
もし仮に、その部下が成果を挙げられなくても次こそはということで、また期待をしてしまうのです。
錯覚資産がある事によって、部下は何度もチャレンジするチャンスが与えられますが、何も成果を挙げていない部下にとってはそもそもチャレンジする機会すら与えてもらえないのです。
このように錯覚資産があるかないかによって、雲泥の差が広がってしまうのです
・錯覚資産を作ろう
「錯覚資産が大事なのはわかったけど、具体的に何をすればいいの?」
これで大事なのが、「何事にも挑戦してみる」という事です。
仕事でいうと、新規プロジェクトの立ち上げとかそうですね。
積極的に立候補する事により錯覚資産が作れるチャンスかもしれません。
また、私の体験談なのですが、友人の知り合いから動画編集などに詳しい人を紹介してもらったりしたのですが、結構有名な方で「その人の知り合い」という錯覚資産をもらうことができたりもしました。
このように様々な挑戦や行動をする事によって、錯覚資産というのは知らず知らずのうちに形となって現れていくものです。
「これはチャンスだ!」と思ったものには積極的に挑戦していく事をおすすめします。
・まとめ
今回は人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」を読んでみての自分なりの考えやまとめを書いてきました。
確かに私の経験上、自信がない人よりも、根拠はないけど自信がある人の方が仕事でも私生活でも充実してるような気がしました。
もしかしたら、そのような人は無意識のうちに自分の中で錯覚資産を作っていて、自分自身を錯覚させているのではないかなって本を読んでみて気づいた感じがします。
錯覚資産というのは無くても生きていくことはできますが、あった方が自分を売り出していく上で必要なことなのかもしれません。
私も何か一つ錯覚資産を持てるように行動していきたいと思います。
それでは、また。
