消防士をしていたころ

元消防士が語る消防士に向いてる人の3つの特徴とは!?

消防士
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こんにちは、しょうです。

今回は消防士に向いてる人の3つの特徴をお伝えしたいと思います。

ちなみに体型や性別などは全く関係ありません。

正直言うと、消防士はなりたいと思う気持ちがあれば誰でもなれます。

ただ、向き不向きもあるので、今回の記事で少しでも適正かどうか判断してもらえればと思います。

・単独行動ではなく集団行動ができる人

まず、消防士というのは隊として行動するので単独行動というのは基本ありません。

訓練中も現場で行動する時にも常に隊として行動します。現場などでは特に過酷な状況が多いので単独行動などすると非常に危険だからです。

また、勤務している間は24時間署内にて勤務しているので、プライベートな環境は作れません。

私の場合は田舎の消防だったので、勤務人員は5〜6人と少人数で勤務することが多かったです。

その為、長時間同じ人と居るのが苦痛という方も消防士には向いてないでしょう。

・冷静に物事を判断できる

普段の訓練でもそうですが、常に勤務中は緊張感があります。

私自身も初めて火災現場に出動した時に、仮眠中だったので指令が鳴り響いた時に焦って壁に思い切り頭をぶつけた記憶があります笑

特に現場となると私だけではなく、隊としてもミスが決して許されないので緊張感がMAXです。

初めのうちはもちろん慣れてないので仕方ないのですが、いかに物事を冷静に判断できるかが鍵となります。

隊員で活動する時には状況を客観的に見つめ、現場に応じた正しい判断を心がけ、隊長になった時はそれを指示しなければいけません。

なので緊張したりテンパった時に頭が真っ白になる人よりも常に客観的に判断し行動できる人が向いているでしょう。

・気持ちの切り替え

これがもしかしたら一番大事なことかもしれません。

理由としては消防士は生半可な気持ちでは出来ません。

厳しい訓練はもちろんですが、凄惨な現場を目撃することも多々あります。

私自身も、3年間消防士を務めてきましたが、今でもたまに思い出すくらいトラウマな現場もありました。

これに対していかに気持ちを切り替えられるかが重要です。

また現場だけではなく、消防士というのは上下関係も特に厳しいので理不尽なことで怒られたり責められることもあります。

真面目な人は怒られた事に対して責任を感じてしまい自分を責めてしまう人が多いですが、自分を責めすぎて実際に私の同僚がうつ病になった人もいます。

もちろん真摯に受け止めるのは悪いことでは無いのですが、「ま、しょうがないな」と気持ちを切り替えて楽観的にいる人の方が仕事も上手くいくでしょう。

・まとめ

今回は消防士に向いてる人についてお話ししました。

やはり働いてみて気づいたのは体力もある程度は必要ですが、精神面で強い人が活躍してるなぁという印象を受けました。

私自身、気持ちの切り替えがなかなか出来ずに「次失敗したらどうしよう。。。」

という風に体が休まない休日を過ごしていた時があります。

例え失敗しても「次は絶対大丈夫だ」と気持ちを切り替えられる強い心が大事です。

もしこの記事を読んで少しでも消防士に向いてるかどうかを判断してもらえればなと思います。

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