消防士は頭の悪い馬鹿な人でもなれるって本当!?

みなさんは消防士と聞くとどんなイメージを思い浮かべますか??
「正義感があってかっこいい・・・」
「過酷な現場に飛び込んでいる姿はまさしくTHE・男って感じがする・・・!」
など思う人もいると思います。
しかし、その一方で
「合コンではとにかくチャラい」
「頭悪そう・・・」、「脳筋な人が多いイメージしかない」
などの辛辣なイメージをもたれる人もいるかと思います。
私の体感としては、後者の意見は割と20代前後の若い女性が多いと感じます。
実際に何度か言われました。泣
確かに、私の職場でも休みの日には合コン三昧で女性にしか興味がない上司や常に筋トレ雨している脳筋な人などいたのですが、たまに思うのです、
「この人たちって頭が悪そうなのによく消防士になれたなぁ〜(めちゃくちゃ失礼)」
そこで今回は、消防士は頭が悪い人でもなれるかどうかについて話していこうと思います。
結論から話すと、「最低の基準を満たしていればなれる」です。
その理由を解説していきます!
ちなみに私のプロフィールは以下の通りです。
・東北地方で消防署にて3年間勤務
・高校は商業高校
・主に消火隊と救急隊を兼任
・退職後は様々な経歴を経て現在はIT企業へと就職
・他の公務員より採用基準は低い
まず初めに、消防士というのは公務員です。
公務員の種類は様々あり、代表的なのは国家公務員や市役所職員とかですよね。
そんな公務員の中でも、難易度というのが存在しており、その中でも消防士というのはそこまで難易度は高くないです。
消防士と同じ基準と言えるのは警察官が挙げられます。
理由としては、市役所職員などと違って消防士や警察官というのは一度に大量の職員を採用します。
東京消防庁ともなると一度に200〜300人を採用しており、受験する人数も多い分、採用する人数も多いです。
また、公務員試験というのは自分が受験しようと思えばあらゆる職種や業種に応募する事ができるので、私の友人も市役所と消防士を受験して市役所が合格したから消防士を辞退するというケースもあります。
採用試験も、もちろん勉強する必要はあるのですが、国家公務員の試験などと比べると簡単です。国家公務員試験を受験して点数が一桁だった私でも消防士になる事ができたので、他の公務員と比較して採用基準はそこまで高くないと感じます。
・学歴は関係ない

これは消防士に限らず、公務員全てに共通することではあるのですが、学歴は全く関係ありません。
その為、高卒だろうと大卒だろうと無職だろうと関係ないのです。
なので、一時的にある程度勉強すれば消防士になることも可能です。
私も、高校で部活を引退して3ヶ月の勉強で消防士になる事ができました。
「消防士になってモテる男になるんじゃ〜!!」
という確固たる信念があれば消防士になることは可能なので、誰でもチャンスがあるということです。

・消防士ならではの体力試験
消防士は体力試験というのがあります。
いくら頭が良くても、スタミナがなかったら現場で迅速に行動する事ができませんからね。
私が受験したときには、腹筋、腕立て、背筋、短距離走(体育館を端から端までダッシュするやつ)、15分間走など色々とやりましたが、県や地域によって体力試験は異なります。私は3つか4つの消防署を受験したのですが、上に書いたような体力試験もあれば、もはや身体測定じゃね?と思うような試験まであったので、注意が必要です。
ただし、試験に取り入れているっていうことは採用基準にも関わってくるので、
筆記試験が比較的簡単な分、体力試験もしっかりと準備をする事が大事です。
・筆記試験よりも面接での印象付けが重要

消防士の試験を受験する上で筆記試験も大事ですが、最も大事なのは面接と言われています。
私はよく公務員担当の先生から、
「面接では面接官を笑わせたら合格する」
と常に言われていました。
特に消防士などは採用する人数もかなり多いので、面接官も印象が無い人は落とすという傾向があるみたいです。
その為、私は東京消防庁を受験したときに、東北出身だったので「大変だった事」や「楽しかった事」について聞かれた時、これでもかと言わんばかりの訛りで「東北あるある」を話したら、面接官は爆笑して無事に内定をもらう事ができました。
いくら筆記試験があまり良くなくても、面接さえ印象を残しておけば内定をもらう事は出来るので、
「自分は偏差値も低いし頭悪いからなぁ〜」と思っていても決して諦める事はないのです。
・まとめ
今回は、消防士は頭の悪い馬鹿な人でもなれるかどうかについて書きました。
まとめとしては、
・他の公務員より採用基準は低い
・消防士ならではの体力試験
・筆記試験よりも面接での印象付けが重要
頭が悪いと思っていても、そこそこの勉強と面接でのユーモアがあれば内定をもらうことも決して難しくはないので、まずはチャレンジしてみましょう!
それでは、また。
