インフルエンサーがYouTubeやSNSなどでこのようなことを発言している影響で、IT企業で働きたいと思う人も増えているのではないのでしょうか。
私も影響を受けた1人です。
そこで2年ほど前に転職活動を始めて、未経験からIT企業に内定をいただくことができました。
そこで今回は、20代後半の未経験でもIT企業のWeb制作会社に転職することができた体験談をご紹介していきます。
IT企業の中でも業界から探してみた

まず始めにIT企業に就職しようとは決めていたのですが、実際にIT企業と言ってもインターネット業界・WEB業界、情報処理サービス業界、ソフトウエア業界、ハードウエア業界など様々な種類があります。
まずはその中でどの業界が一番向いているだろうと考えました。
私はその当時からWeb制作やプログラミングに興味があったので、Web業界を目指そうと思い、転職活動を開始することにしました。
この時に業種などをあらかじめ決めておかないと求人を探していく上で非常に時間がかかるので、自分が何をしていきたいのかを考えておきましょう。
募集はWantedlyやエン転職などを中心に探した

私はWeb業界の中でもシステムエンジニアになれたらいいなーと夢を抱きながら求人を探していました。
Wantedlyは転職サイトの中でも中小企業やベンチャー企業などを中心に掲載されています。
私の個人的な感想ですが、大手企業で働くよりもゴリゴリのベンチャー企業で働きたいという気持ちがあったのと、ベンチャー企業であれば未経験でもシステムエンジニアとして活躍できるかもと思ったからです。
Wantedlyを一通り探し終えたらエン転職などもくまなく探すようにしていました。
大体応募した企業は50〜60くらいです。
最終的には内定を3つ獲得できました。
しかし、結論から言うと私はシステムエンジニアとして内定を獲得することはできませんでした。
IT企業は技術職だけではない

私がシステムエンジニアとしてなれなかった理由は2つあります。
・SESという選択肢は考えていなかった
・本当にゼロからの未経験は新卒以外雇ってくれない
まず一つ目の理由である「SESという選択肢は考えていなかった」についてなんですが、システムエンジニアというのは自分の会社でシステムを開発する「自社開発」と、別の企業に常駐して仕事をする「客先常駐(SES)」の2つがあります。
どちらも一応システムエンジニアという括りではありますが、客先常駐は正直言うと、誰でもなることができます。
と思うかもしれませんが、客先常駐は運ゲーです。
出向先が良い会社もありますが、そうでない会社もあります。
その場合、みなさんが思うようなコードを書いたりすることは一切できず、誰でもできるようなエクセル作業をひたすらおこなったり、雑用を任せられたりしてまともなスキルが身につくことは一切ありません。
また、派遣のような扱いなので、契約期間が終了すれば別の企業にまた出向するなどして非常にメンタル的にもキツいのです。
なので私は客先常駐ではなく自社開発をおこなっている企業へと募集しました。
しかし、新卒ならまだしも中途採用で全くの未経験を雇ってくれる会社などどこにもなく、門前払いをくらいました笑
それでもなんとかしてWeb業界で働きたいと思ったので、システムエンジニアではなく、営業だったらいけるのではないかと思い、応募職種を変えてみたところ、あっという間に面接までたどり着き3社から内定をもらうことができました。
そして、入社して半年後にはWebディレクターとして制作に携わることができました。
もし、エンジニアやデザイナーなどの技術系の職種で未経験からやりたいと思っても大抵の場合、私のように門前払いをくらいますが、営業や事務職として入社した後に部署異動なども十分あり得るので、参考にしてみてください。
困ったら転職エージェントに頼るのもアリ

とは言っても、初めての転職で未経験の職種や業種に挑戦するのは非常に勇気が要ります。
そんな方には一度転職エージェントに頼ってみるのも一つの手です。

転職エージェントとは、あなたの転職をサポートするアドバイザーです。
未経験の業界や職種についてもプロの転職アドバイザーが親身に教えてくれます。
履歴書の添削や志望動機の作成、自分の性格に合った職業を見つけられる適性診断などもおこなっており、私も実際に使用したことがあります。
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まとめ:IT企業は誰でも入ることができる

今回は私が未経験からIT企業でWeb制作会社に転職した話を紹介しました。
未経験からは確かに難しいと思う人もいるかもしれませんが、私のように営業から制作側に部署移動して携わることも可能です。
そのため、まずは自分がどういう仕事をしてみたいのかを明確にして求人媒体や転職エージェントに相談してみるようにしましょう。
それでは、また。
